なーお さんの日記
2013
3月
15
(金)
10:16
本文
このままただ案件を待つだけではいかん!
と思って、C言語コントローラー Q24DHCCPU-V を購入し試しています。 気付いた点をいくつか。
- 買って初めて電源入れて、通信しようとしても ユーザー認証で受け付けされない・・ どうやら最初に初期化が必要らしい。 普通、工場出荷段階で初期化されてくるものじゃないのか?
- 初期化するには、このCPUをベースの一番左のCPU0の位置にセットしないといけない。 マルチCPUの場合にいちいち面倒。
- ユーザーLANポートの通信優先度が高くないので、ユーザープログラムが暴走したり、優先度が高いタスクが占有してしまうと、FTPも何もかもできなくなる。
せめて、「STOP状態」で立ち上げればユーザープログラムの開始をSTOPできるようになっていればFTPも繋げるんだが、トラブル時に毎回、上記の初期化処理が必要でCPUを抜き差しして、IP設定から転送になおして・・ が必要。
- このコントローラで、標準入出力はどこなんだろう? PCだと入力はキーボード/出力はコンソール画面。
- 三菱の技術相談で聞いてみたところ、「このユニットはシーケンサの代わりを務めるためのもので、コンソールやキーボード入力が必要なのであれば、PCユニットのほうが良いのでは?」というような寂しいお答え。 そんなもんなのか??
まだ慣れていないのもあるけど、この先が思いやられる。
シーケンサ Q03UDE と C言語コントローラー Q24DHCCPU-V のマルチCPU
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コメント一覧
なーお
投稿日時 2013/3/16 9:25 | 最終変更
気になるのが、マニュアルにもあるのですが、共有メモリからの読み出し・書き込み命令時間ですね。
- 読み出し
QBF_FromBuf ワード数 自号機 1号機 1ワード 433μs 437μs 64ワード 481μs 508μs 512ワード 585μs 736μs
- 書き込み
QBF_ToBuf ワード数 自号機 1号機 1ワード 423μs - 64ワード 454μs - 512ワード 577μs -
これだと、1ワードの単純な送受信で既に0.88msを超えてしまいますね。モーションの高速動作が目的なら、モーションSFC内部計算でできるところはした方が速いかも。
そういった使い方よりも、複雑な計算をやらせるとか、色々とごにょごにょするのに使うのが一番良さそうな感じに思えます。 そういった使い方ならば、 ビット・ワードとも1024点ずつ割りつけて使っても十分な速度だと思います。
(追記)従来の製品に比べても、大きく後退している。
C言語関数処理時間