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当サイトに登録されている日記一覧当サイト内の、SFC演算時間一覧表にQ17xDSCPUを追記するなど改定しました。
- 論理判定式処理時間を追加しました。
- IF~ELSE~IEND
- SELECT~CASE~SEND
- FOR~NEXT
の代表的な1種類のみですが追記しました。
この論理判定式演算を使うとSFC図の選択分岐判定を用いる場合に比べてかなり高速に動作するので、数値の上下限判定とクランプ処理など、使える場面では積極的に活用したいですね。
但し、従来のQ/QHシリーズでは動作しないので、それらと共通ソフトでは注意が必要なことと、MT Developerでは編集できないので、MT Works2使用に限られると思います。
- Q17xDSCPUを追記しました。
Q17xDCPUに比べて、概ね少々高速化していますが、Q17xDCPUの処理時間は初期のマニュアルにあった数値が、Q17xDSCPU発売後のマニュアルで修正されており、ほとんどの項目の時間が微妙に伸びているので、少々注意を要します。(大勢には影響しないレベル)
なぜQ17xDCPUの処理時間が変更されたのかは、確認が必要かもしれませんが、推測すると、発売後の機能アップその他で他の演算周期処理計算量が増えたのかもしれませんね。
- Q17xDSCPUで追加された、同期制御専用関数を追加しました。
CAMRD、CAMWR、CAMWR2、CAMMK、CAMPSCL などです。
本日、こんな田舎までKEYENCEの営業の人が来て、KVmotionのデモをしてくれました。
まあ簡単なこと。。 意外にに高機能だし。
全然知らなかったのだけれども、KEYENCEのサーボは安川のOEMとのこと。 安川のMECHATROLINK2と繋がることで、両者にメリットがあるのは知っていたけれども、OEM品ということは安川品質なわけで、ドライブシステムとしては安心ですわな。
それに、三菱のSFCのような記述「モーションフロー」もできるし、仮想軸機能・カム曲線・同期運転・トルクモード運転などもできる。 値段も少し安いし、テストモードも充実していて立ち上げも早そうだ。
今年は色々手を出す時間があるので、主要顧客以外に広げるために、この辺でもやってみようか、という気もする。
とりあえず、評価機器として見積もりをお願いした。
VirtualBox仮想OSからUSB通信
明らかにメーカー推奨ではないアングラ情報ですので、自己責任でお試しということで。
PCの仮想化ソフトの中で、VirtualBoxを使って仮想OS内から三菱のUSB通信ドライバで通信が使えるかどうか、試してみました。 なんと、OKです!
- まず、ゲストOSをシャットダウン状態にします。
- ホストOSのVirtualBoxの設定で、USBデバイスを追加します。
- ゲストOSを起動し、そのUSBデバイスを指定して、USBケーブルをPLC(ないしはモーション)と接続します。
- ホストOS側で、VboxUSBドライバがインストールされます。
- ゲストOS側で、本来のUSBドライバを要求してきたらインストールします。
以上の手順で、三菱のシーケンサQ06HCPU、モーションQ173CPUに、ゲストOSからUSB接続できました。 これはすごい。
上の画像は、ゲストOSでモーション、ホストOSでシーケンサをモニタしてみたところです。
今まで、モーションは1つのUSB接続先しか選べませんでしたが、これならホストOSとゲストOSで別の接続が可能な気がします。 但し、USBハブはルートハブしか認識しないっぽいので、ノートPCでUSBポートが2つしか無かったりする場合は、少々厳しいですね。
VirtualVBoxの使用感
- 速度的には、MicrosoftのVirtualPC2007に比べて十分に速い。 特に共有ドライブ経由のアクセスがかなり速く安定した印象。 スクリーンショット中の、いつも仕事で使うmotionのツール。1プロジェクトでファイル数5000くらいを一気に開いたり保存したりするので、そのメリットを十分に受けられそう。
- サスペンド時間は同等で、レジュームがかなり速い。
- ゲストOS起動中にホストOSで感じる「重さ」も、VirtualPCよりは軽いように思う。
- ホストで接続したネットワークサーバーの共有ドライブが、 VirtualBoxの共有ドライブ設定で接続可能。 さすがに印刷まではできない。
- あと、VirtualPCでできた仮想ホストのデスクトップへのファイルの直接ドラッグ&ドロップが、できない。
win98は
試しに、windows98もVBoxに変換してみたが、これは全くだめ。 速度が遅すぎ。 何か不都合な原因があるのだろうが、win98はVirtualPCに戻した。
ライセンス
個人用途・教育・評価用途に限り無償。 法人用途では100ユーザー以上から販売するらしい。 一人で仕事に使う場合は、ずっとサポート無しで評価し続ければ問題ないのかな・・