用語集
まるちらいと
MULTW
自号機共有メモリへの書き込み命令。
例:MULTW H820,#2000,K64,M100
(共有メモリ(16進)820番へ#2000番から64ワード書き込み、完了したらM100をONにする)
・書き込み元のデータはビットデバイス(M,B,X,Y,F)でも、16の倍数のアドレスであればOK。ただし、PXとPYは不可。
・シーケンサCPUからDDRDで読み出すと16ワードまでしか転送できないが、MULTWを使用すれば256ワードまで転送できる。
※ 同時に2個以上実行するとエラーになるので、最低限でも下の例のような処理が必要。
G0:!M100 //実行中でないことを確認
F0:MULTW H820,#2000,K64,M100
G1:M100 //完了確認
F1:RST M100
※ MULTW命令を複数箇所に記入する場合は、
「全体MULTWインタロック(1カ所でもMULTWを実行している)」と、
「自ステップMULTW完了フラグ(次のトランジションを遷移させるフラグ)」が必要になるため、
「MULTW命令の記述回数+1」のリレーを割り当てる必要がある。
常時必要というわけでもないデータの場合、自動リフレッシュ領域を減らして必要なときだけMULTW命令を使用した方がよいこともある。
関連記事:
参考文献:
関連サイト:
投稿者:i-brown 投稿日:2008年3月22日() 閲覧回数:3430