用語集
きょうゆうめもり
共有メモリ
Qシリーズ以降の「三菱モーション」コントローラで使われている、シーケンスCPUとモーションCPUなどのマルチCPU間のデータを通信する仕組み。
共有メモリと言っても、実際にはAシリーズのような「2ポートメモリ」とは異なり、どこか1箇所を共有しているわけではなく、各CPU内のバッファメモリ間をサイクリックにリフレッシュすることで、データを同期しているだけである。
モーションCPU側では、共有メモリに乗ってきたデータをシステムデバイスに渡したり、その逆の流れを作ったりするために、ごく単純な使い方を除き、多くの場合はリフレッシュ用SFCを書かねばならない。
Qシリーズ、Q?Hシリーズまでは、共有メモリのCPU間の通信とリフレッシュ用SFCに時間がかかり、作り方によっては高速なCPUを生かしきれない場合もある。
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投稿者:なーお 投稿日:2008年1月6日() 閲覧回数:4641