用語集
ユーザ自由エリア
マルチCPU共有メモリで、ユーザが自由に使える領域。
Qnでは192?511(C0h?1Fh)
QnHでは2048?4095(800h?FFFh)
QnUD(H)CPUとQDモーションCPUはマルチCPU間高速通信エリア10000?24335が追加された。
基本的に
・自動リフレッシュ用に割り当てた領域への書き込み禁止
・自号機エリア書き込み可能(TO,DTO,S.TO,MULTW命令)
・全号機エリア読み出し可能(FROM,DFRO,MULTR命令)
※ QnH CPUは書き込みにS.TO、読み出しにFROMのみ使用可能。
※ QnUD(H)CPU、QDモーションは、ユニットアクセスデバイス(Un\Gn)を使用した方が高速。
シーケンサCPUで共有メモリ2096番へD0から10ワード書き込む例:
[S.TO H3E0 K2096 D0 K10 M0] (完了すればM0が1スキャンON、異常終了でM1もONする)
[SP.TO H3E0 K2096 D0 K10 M0] (上の立ち上がり実行)
※ S.TO命令は1スキャンに1回しか実行できないので、完了デバイスを使用してインタロックを取ること。
[TO H3E0 K2096 D0 K10] (Qn、QnU(D)(H)は使用可)
[TOP H3E0 K2096 D0 K10] (上の立ち上がり実行)
[DTO H3E0 K2096 D0 K5] (Qn、QnU(D)(H)は使用可)
[DTOP H3E0 K2096 D0 K5] (上の立ち上がり実行)
[BMOV D0 U3E0\G2096 K10](Qn、QnU(D)(H)は使用可)
2号機共有メモリ3000番からD0へ10ワード読み出す例:
[FROM H3E1 K3000 D0 K10]
[FROMP H3E1 K3000 D0 K10] (上の立ち上がり実行)
[DFRO H3E1 K3000 D0 K5] (Qn、QnU(D)(H)は使用可)
[DFROP H3E1 K3000 D0 K5] (上の立ち上がり実行)
[BMOV U3E1\G3000 D0 K10](Qn、QnU(D)(H)は使用可)