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1: 2008-01-31 (木) 07:38:09 なーお |
| + | **Y/Nトランジション [#i66291b0] |
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| + | 判定時点で判定条件が成立ならYes側に移行、不成立ならNo側に移行する、モーションSFCの移行条件を記述するプログラム要素。 |
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| + | &ref(Y_N.gif); |
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| + | -判定条件は最終行に1行のみ記述することができる。 |
| + | -シフトY/Nトランジション(白G箱)、WAIT Y/Nトランジション(黒G箱)がある。 |
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| + | ***注意点 [#ue216752] |
| + | Qシリーズ以降で「RUN中書込」を、このY/Nトランジションに行うと、No側の裏論理も書き込みまれます。 (以前の記事内容で、No側は書き込まれないと書きましたが、誤りでした。) |
| + | しかし、Y/Nトランジションと同じ番号のG箱トランジションを共用したとき、要注意です。 仮に、上側のG0の内容を&font(Red){M100→M101};に変更するケースです。 |
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| + | + 通常のオフラインで編集~一括変換~一括転送の場合、編集時点では下のY/NトランジションのNo側は書き換わりませんが、一括変換時に自動的に!M101に書き換わります。 |
| + | + 一方、RUN中書き込みを行った場合は、上のG0をRUN中書き込みしただけでは、下のY/NトランジションのNo側は「!M100」のまま書き換わっておらず、Y側「M101」とN側「!M100」では裏論理でなくなるため、移行が成立せずにダンマリが発生するケースができてしまいます。 |
| + | &ref(YN_RUN.jpg); |
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| + | この状況を未然に防ぐため、&font(Red,125%){Y/NトランジションのY側のG箱番号を他のG箱と共用はやめ};ましょう。 |
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| + | **Hint [#fe5d6b91] |
| + | なぜこのようなことが起こるかというと、Y/Nトランジションの内部コードは、単に裏論理の2つのトランジションが並んでいるだけで、それをY/Nの図形に表しているだけだからと考えれば良いです。 (実際、SFC編集でリストを見ると、裏論理のNo側の記載が存在する) |
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