Y/Nトランジション
判定時点で判定条件が成立ならYes側に移行、不成立ならNo側に移行する、モーションSFCの移行条件を記述するプログラム要素。
- 判定条件は最終行に1行のみ記述することができる。
- シフトY/Nトランジション(白G箱)、WAIT Y/Nトランジション(黒G箱)がある。
補足:RUN中書込み
Qシリーズ以降で「RUN中書込」を、このY/Nトランジションに行うと、No側の裏論理も書き込みまれます。 (以前の記事内容で、No側は書き込まれないと書きましたが、誤りでした。)
また、下図のようにY/Nトランジションと同じ番号のG箱トランジションを共用したときでも、問題なく動作することを確認しました。 (仮に、上側のG0の内容をM100→M101に変更するケースです。)
- 通常のオフラインで編集~一括変換~一括転送の場合、編集時点では下のY/NトランジションのNo側は書き換わりませんが、一括変換時に自動的に!M101に書き換わります。
- 一方、RUN中書き込みを行った場合も、上のG0の内容をM100→M101にRUN中書き込みした時に、下のY/NトランジションのNo側も「!M101」に書き換わり、問題なく動作します。
Hint
なぜこのようなことに注目するかというと、Y/Nトランジションの内部コードは、単に裏論理の2つのトランジションが並んでいるだけで、それをY/Nの図形に表しているだけだからと考えれば良いです。 (実際、SFC編集でリストを見ると、裏論理のNo側の記載が存在する)
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初版日時: 2008-01-31 (木) 07:38:09
最終更新: 2008-02-01 (金) 17:24:49 (JST) (1953d) by 管理人