三菱モーションコントローラのプログラムモーションSFCを使い、サーボプログラムの事前準備起動(活性化)を行う仕組みのSFCトランジション。
WAITON/WAITOFF機能が使えるサーボプログラム
WAITON/WAITOFFと組み合わせて使用するモーション制御ステップでは以下の命令が使用可能です。
- 直線補間制御
- 円弧補間制御
- ヘリカル補間制御
- 速度切換え制御
- 位置追従制御
- 等速制御
- 高速オシレート
- 定位置停止速度制御
手順
- SFCをWAITONトランジション部分まで歩進させて予めサーボプログラムを活性状態としておき、Bitフラグ一つのOn待ち状態 としておく。
- 始動させる条件が揃ったら、On待ちフラグをOnさせると、即座に(同一演算周期内に)位置指令値が動き始める。
- 同時に、「位置決始動中」(M2400+20(n-1))フラグもOnし、Mコードをプログラム中に記載していれば、Mコード値(D13+20n)が書き換わる。 実際の動作開始タイミングを取りたい場合は、これらを使えばよい。
以上のような手順になる。
Wait-OnフラグをOnする側のSFCは、「イベントタスク」や「リミットスイッチ出力」とするなどの工夫無しでは本当の高速起動にはならないなので、プログラミングにはある程度のスキルが必要。
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初版日時: 2008-01-11 (金) 13:00:21
最終更新: 2008-01-12 (土) 01:53:15 (JST) (1953d) by 管理人