三菱モーション[3]でCHGT[4]命令でのトルク変更やサーボプログラム[5]中/パラメータブロック[6]でのトルク制限値指定は、一般的に言われる広義の「トルク制御」ではなく、「トルク制限」だけを行う狭義の「トルク制御」と呼ぶべきもの。
位置決め[7]命令や、速度制御(VF/VR)にトルク制限値100%未満でクランプさせると、溜りパルス[8]がどんどん増えていって、最後には「誤差過大」(溜りパルス[8]過大)エラーになる。 よって、巻物やローラーにこれは使えない。
速度制御2(VVF/VVR)は溜りパルス[8]を無視する運転なのでトルク制限で巻物に使えそうな気がする(?当方実績なく不明)。
仮想モード[9]で出力モジュールに「ローラー」を選べばどうなのか、これも当方実績なし。たぶんだめでしょう。
これは意外と知られていないが、「モデル適応制御」という制御を行っているためか、小さめのトルク制限値にて位置決め[7]位置の直前で早い速度で当て止めすると、バウンドすることがある。 物の反動で跳ね返るのではなく、制御が振動する。
このバウンドを防ぐには、
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