以下、工事中です。。
三菱のモーション[4]コントローラでは、「仮想モード[1]」という特殊なモードが使えます。一言で言うと
、
「サーボモーター[5]を廻すためのパルス計算の連鎖機構を絵で直感的に表現したモード」
とでも言えるでしょうか。
これを使うと、相当に複雑な動きや冗長な動きを、「一見シンプル」にできる場合があります。
但し、難しさも倍増ですし制約事項も多いですから、よほど「仮想モード[1]でないとだめだなあ」とか「これこそ仮想モード[1]で動かすべき」という理由が無い限り、採用は見送るべきです。
MelfansWeb[10]の掲載マニュアルの中から、メカ機構[7]プログラム[8]ガイド(XCHN98X302-A(9809)ROD)をダウンロードして一読をお勧めします。 DOS・OS2時代の古い資料なので現状との相違点も多いですが、マニュアルではさっぱり分からないことが、割とまとめて書いてあるので。
電源を入れたときはリアルモード[11]であるし、原点復帰はリアルモード[11]で行うものであるからして、リアルモード[11]のマニュアルは必須です。 また、仮想サーボモーター[5]を廻すときも記述法はリアルモード[11]のサーボプログラム[13]に準拠するので、仮想モード[1]のマニュアルでは省略されている場合があります。
外部からの2相パルス入力に同期する場合でも、内部で仮想サーボを廻してパルスを発生させる場合でも、基本は「パルス計算の連鎖」で出力を引き出します。
そのため、出力モジュールが「電子カム」以外では、モーターがJ2S→J3に変わるとモーター1回転あたりの実パルス数が変わるので、ソフトのコードも変更しないといけません。
サーボパラメータの「1回転パルス数」を変えるだけでは、仮想モード[1]中の計算には変化ありませんので不足です。
リアルモード[11]←→仮想モード[1] のモード切り替えには様々な制約があるが、特に
仮想切替[17] を参照
運転が終了したら、必要に応じてリアルモード[11]に戻したほうが無難です。 リアルモード[11]への切り替えの際にも、全軸が停止している必要があります。
なお、サーボ発生時やその他の異常処理が一つのカギになりますので、手を抜かずにソフトを組み立てましょう。
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