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公開Data集​/用語集​/inc​/仮想​/仮想モード :: Motion cafe

xpwiki:公開Data集/用語集/inc/仮想/仮想モード

仮想モード[1] anchor.png[2]

以下、工事中です。。
ページ内コンテンツ[3]
  • 仮想モード
    • マニュアル
      • メカ機構プログラムガイド
      • リアルモードのマニュアルも必要
    • 仮想モードのセオリー
      • 全てはパルスから
      • リアルモード/仮想モード切替え
      • メカ機構の図の過信は禁物
    • 仮想モードの使い方概要
      • メカ機構を書く
      • 仮想モードに切替える
      • 仮想サーボを廻す
      • 仮想サーボを止める
      • リアルモードに戻す

三菱のモーション[4]コントローラでは、「仮想モード[1]」という特殊なモードが使えます。一言で言うと

 サーボモーター[5]を廻すためのパルス計算の連鎖機構を絵で直感的に表現したモード」

とでも言えるでしょうか。
これを使うと、相当に複雑な動きや冗長な動きを、「一見シンプル」にできる場合があります。

但し、難しさも倍増ですし制約事項も多いですから、よほど「仮想モード[1]でないとだめだなあ」とか「これこそ仮想モード[1]で動かすべき」という理由が無い限り、採用は見送るべきです。

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マニュアル anchor.png[6]

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メカ機構[7]プログラム[8]ガイド anchor.png[9]

MelfansWeb編集[10]の掲載マニュアルの中から、メカ機構[7]プログラム[8]ガイド(XCHN98X302-A(9809)ROD)をダウンロードして一読をお勧めします。 DOS・OS2時代の古い資料なので現状との相違点も多いですが、マニュアルではさっぱり分からないことが、割とまとめて書いてあるので。

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リアルモード[11]のマニュアルも必要 anchor.png[12]

電源を入れたときはリアルモード[11]であるし、原点復帰はリアルモード[11]で行うものであるからして、リアルモード[11]のマニュアルは必須です。 また、仮想サーボモーター[5]を廻すときも記述法はリアルモード[11]サーボプログラム[13]に準拠するので、仮想モード[1]のマニュアルでは省略されている場合があります。

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仮想モード[1]のセオリー anchor.png[14]

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全てはパルスから anchor.png[15]

外部からの2相パルス入力に同期する場合でも、内部で仮想サーボを廻してパルスを発生させる場合でも、基本は「パルス計算の連鎖」で出力を引き出します。
そのため、出力モジュールが「電子カム」以外では、モーターがJ2S→J3に変わるとモーター1回転あたりの実パルス数が変わるので、ソフトのコードも変更しないといけません。
サーボパラメータの「1回転パルス数」を変えるだけでは、仮想モード[1]中の計算には変化ありませんので不足です。

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リアルモード[11]仮想モード[1]切替え anchor.png[16]

リアルモード[11]←→仮想モード[1] のモード切り替えには様々な制約があるが、特に

  1. 全軸停止中のこと。(Qモーション[4]のリアル/仮想混在機能でリアルに割り当てた軸も、一旦停止する必要がある)
  2. 全軸サーボエラーの無いこと。

    の2つが特に問題になるケースが多い。これらの制約条件をクリアできないなら、仮想モード[1]の使用はまず見送るべき。

 仮想切替[17] を参照

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メカ機構[7]の図の過信は禁物 anchor.png[18]

メカ機構[7]の図と実際の計算が違う場合があるので、過信は禁物。 良く覚えていないが、クラッチと変速機の位置関係など、だっただろうか?

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仮想モード[1]の使い方概要 anchor.png[19]

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メカ機構[7]を書く anchor.png[20]

 メカ機構[7]を参照

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仮想モード[1]に切替える anchor.png[21]

SFCやシーケンスプログラム[8]を書いて、仮想モード[1]に切り替えます。
 仮想切替[17] を参照

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仮想サーボを廻す anchor.png[22]

  • 仮想サーボを廻して内部パルスを発生させるか、仮想エンコーダにパルスを入力し、クラッチがあればONさせて出力モジュールまで伝達させ、モーターを廻します。
  • 仮想サーボを廻すには、リアルモード[11]と同様にサーボプログラム[13]を書きます。 但し、プログラム[8]編集にて予め仮想エリア用に割り当てたサーボプログラム[13]番号を使って書く必要があります。
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仮想サーボを止める anchor.png[23]

  • クラッチを切るか、仮想サーボを止めるなどして、出力モジュールを停止させます。
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リアルモード[11]に戻す anchor.png[24]

運転が終了したら、必要に応じてリアルモード[11]に戻したほうが無難です。 リアルモード[11]への切り替えの際にも、全軸が停止している必要があります。
なお、サーボ発生時やその他の異常処理が一つのカギになりますので、手を抜かずにソフトを組み立てましょう。


Last-modified: 2008-04-04 (金) 03:34:54 (JST) (1953d) by 管理人